鉄瓶の選び方1

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前回の記事で、本来の鉄瓶は全て手作りであるというお話をしましたが、今日では鉄瓶の雰囲気だけでも手軽に味わいたいという需要から、様々な手法で製造された様々な価格帯の鉄瓶が販売されています。

この価格帯が、鉄瓶を選ぶ上で一番分かりやすい目安になりますので、各々の価格帯の鉄瓶の特徴を知って、ご予算を考え合わせた上で購入するといった方法を取ることが、鉄瓶の最も良い選び方になると言ってよいでしょう。

そこで、鉄瓶の中でも代表的な南部鉄瓶を例に、今回は先ず一番低価格の部類に入る1万円以下の鉄瓶の特徴を説明したいと思います。

一万円以下のものには国産と中国産があります。もともとこの価格帯の鉄瓶は中国産のみでしたが、最近は日本でも機械生産をするようになりました。ただし機械生産とはいっても、国産のものはれっきとした南部鉄器です。

岩手県南部産出の鉄のみを使用して、この価格で販売できるようにするのはなかなか難しいのが現状のようですが、中国産のものでは、スクラップを再利用する合金で作ることもあるようで、この場合は当然ながら鉄瓶を使用している内に付く白い湯あかも付きません。

また、本来の鉄瓶の表面には漆が塗られ、内側は備長炭で焼き付ける金気止め(錆び止め)という処理が行われますが、この価格帯のものではコスト面からその工程は省かれています。

最もお求め安い価格設定の鉄瓶なので、素材が異なったり本来の工程が省かれているのはある意味仕方がありませんが、鉄瓶の成りは持っているので、冒頭にも述べたように、雰囲気だけでも味わいたいという方向けの鉄瓶と言えるかもしれませんね。
posted by IKettle | 鉄瓶の選び方
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