鉄瓶の特徴

スポンサードリンク
本来の製法によって作られた鉄瓶は、機械生産ではなく、ひとつひとつが丹念な手作り。厳選された鉄が使用され、手作りの鋳型からのみ得られる自然な風合いや、表面に錆び止めとして漆(黒漆や生漆)を焼き付ける処理による艶があの独特の質感を生み出します。

この漆と地鉄のコンビこそが、使い込んで手入れをしていくうちに、その使い込みの状態、手入れの状態によって、作られたばかりのときにはなかった、その鉄瓶固有の表情を見せるようになっていく要になっているんですね。

お湯を沸かす上で重要になる内部にしても、錆び止めの酸化皮膜を作る焼き付け処理が行われ、この酸化皮膜によって湯の中に混じっている様々な物質が沈着した「湯あか」が付着していくことで、赤錆びの発生をより抑えてくれるようになります。

また、この「湯あか」は沸いたお湯がすっきりと美味しく感じられるようにしてくれると考えられ、これが、使い込むほど「鉄瓶で沸かしたお湯はおいしい」という評価を得ている大きな理由のひとつになっているとも言われています。

そして鉄瓶の大切な一部である鉉(つる)もまさに芸術作品で、鉄を叩いて少しずつ丸めて中が空洞になるように作られる「袋鉉」呼ばれものを使用。お湯が沸いたときでも素手で持つことができるのも、熱伝導を考えたこの袋鉉のおかげなんですね。
posted by IKettle | 鉄瓶について
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。